小野酒造店
- 日本酒蔵
- 蔵人募集中
- 売店がある
- 住所
- 長野県上伊那郡辰野町小野992-1
- アクセス
- 営業時間
- ・月~金 :8:00~17:00 ・土日祝日:10:00~17:00 ※土日祝日に関しては休業している場合もありますので、まずはお問い合わせください。 ※12月のみ、土曜日も朝8時より営業しております。
- TEL
- 0266-46-2505
- 公式サイト
- https://yoakemae-ono.com/
【銘柄】兵庫県産山田錦特等米
【アルコール度数】0.0%
【精米歩合】60
【日本酒度】+5前後
【季節】
辰の吟は、「2000年ミレニアムを記念して特別な限定酒」として誕生。命名に付きましては、2000年は辰年、小野酒造店があるのは辰野町、記念すべき辰年に辰野町で吟醸造りをした特別本醸造…という事で「辰の吟」に決定。発売後は好評を頂き、多くの取引先やお客様より来年以降も発売することをご要望いただき、定番化を決定。
山田錦特等米を使用し、吟醸造りを徹底して来ました結果、地元を始め多くの皆様の熱い御支持をいただき発売から20年。いまや生一本と並ぶ、小野酒造店の柱に成長することができました。
上品で高い吟醸香と、すっきりした切れのある味わい、特別本醸造の枠を超えた吟醸酒を目指す酒造りは、誕生以来不変で受け継がれて来ています。
このお酒にはおめでたいエピソードがあります。
2000年1月発売当日の夜、地元の酒屋さん(長野県南箕輪村 地酒処叶屋さん)が日頃より弊社の「夜明け前」に親しんでいただいているお客様に声を掛け、「辰の吟」発売のささやかなお披露目会を開催して下さいました。参加者は皆さん知り合い同士で和やかに宴は進みましたが、一人の男性が「辰の吟」を飲んで意を決し、その場で好意を寄せていた女性に告白。この宴がご縁で交際が始まり二人は結婚し、現在幸せな家庭を築かれています。お酒は人と人とを結びつける大きな力になる事を感じることが出来、お二人とこの宴を開催して下さった叶屋さんにはとても感謝をしています。
「辰の吟」を巡るとてもハッピーなお話。このお酒、縁起が良いです。
【銘柄】兵庫県産山田錦特等米
【アルコール度数】0.0%
【精米歩合】55
【酸度】±0前後
【日本酒度】16
【季節】
昭和59年に誕生した生一本。その時、出来上がったお酒を初めて口に含んだ瞬間…上品な吟醸香が円やかに口に広がり、そしてもう一杯もう一杯と杯を重ねたくなる何とも言えない味わい…「こんなお酒飲んだことがない!」鮮烈な感動は今でも鮮明に覚えています。
以後、生一本は夜明け前の代表酒として愛され続ける酒となりました。私が初めて口にした時に感じた感動を是非お客様にお伝えして行きたい…そんな思いを常に持ち続けながら、現在も蔵一同酒質のより一層の向上を目指して努力しております。
【銘柄】兵庫県産山田錦特等米
【アルコール度数】0.0%
【精米歩合】35
【日本酒度】-3前後
【季節】
兵庫県産の山田錦(別名「酒米の王様」)を精米歩合35%まで贅沢に磨き上げた酒造好適米を使用。この酒米が良い理由は、心白が醪に溶けだしデンプンの蓄積が穏やかで消化性に優れているからです。
低温でじっくり発酵させて、山田錦の軽やかな旨味を引き出し、香りを華やかに醸していきます。
大吟醸専用の部屋で室温も管理しながら、最高の環境を整えて0.1℃単位で醪の発酵を進めていきます。醪は生き物です。醪管理中には「調子はどうだ」などと声をかけ熱い気持ちが伝わるのでは?と思いながら状態を把握していきます。とても繊細で気の抜けない作業が約1か月続きます。
出来上がったお酒は、甘いフジリンゴの様な華やか香りと程よい甘みの味が堪能できる逸品です。